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ラ・ロシェルLa Rochelleは11世紀ごろから海上交易で栄えた港町。自治組織の発達した自律性の強い町で、新教徒の拠点であったことから、17世紀初めにはリシュリュー率いる国王軍の包囲攻撃を受ける。デュマの通称「三銃士」の後半の舞台である。
旧港の入り口には砦塔が3つそびえる。無骨な塔に登り、外海と市内とを眺めれば、意気軒昂な往時の市民が偲ばれるけれども、いま眼下に見えるのは、所狭しと係留されたリゾート地のヨット。その落差が面白い。
ちょっとしたビーチで大西洋に浸った後は、昼に海の幸をもう一皿食べたかったが時間切れ。昨日に懲りて、予定どおりのTGVに乗って一路パリへ。ポワティエ―トゥール間を走り、夕方には、モンパルナス駅着(所要3時間弱)。短期滞在先である14区の国際大学都市、オランダ館へ入居。
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